コロナ禍による業界への影響
2020年は世界的に流行している新型コロナウイルスにより国民生活だけでなく経済にも大きな影響が出ています。
新卒者の内定取り消し、倒産、廃業、休業、売上減、業績悪化による失業者の増加が懸念されるなど雇用不安にも拡大しています。
コロナ禍の中で落ちている業界・伸びている業界をご紹介します。
コロナ禍の中で落ちている業界・伸びている業界をご紹介します。
落ちている業界
新型コロナウイルス感染拡大の影響から大きなダメージが受けている業界があります。
小売業
スーパーマーケットやドラッグストアが好調である反面、同じ小売業でも百貨店はインバウンド(訪日外国人)需要の喪失がみられます。ショッピングモールは外出自粛、映画館の休館をはじめ食品・日用品・医薬品以外の小売やサービスが不振であったこともあり売上はマイナスとなっています。そして、緊急事態宣言を受けて臨時休業・臨時休館の対応を取っているため更なる業績悪化が懸念されます。
観光業界
ホテル・旅館や旅行代理店などは中国で新型コロナウイルスの流行が騒がれ始めた頃からインバウンド需要が激減し苦戦しています。日本政府観光局の発表によると、2020年2月の訪日中国人観光客は前年同月比87.9%減。中国人観光客の影響も大きいものですが、外出自粛を受け国内観光も激減しているため新型コロナウイルスが終息に向かうまでは厳しい状況が続くことが予想されます。
外食・飲食業界
送迎会・歓迎会の中止、外出自粛により外食を控える人が増え客足が遠のく、更に緊急事態宣言が出されたことでの営業時間の短縮、酒類の提供が19時までや自主的な臨時休業‥と外食・飲食業界は小規模店舗であるほどに深刻な影響が出ていますが外食チェーン店も例外ではありません。
運輸
自粛の影響でインバウンドなどの旅行や出張での見込みがなくなり航空、鉄道業界は大ダメージを受けています。また、東京オリンピック延期の影響も大きいといえるでしょう。
特に長距離移動の新幹線では、イベント・旅行中止や出張自粛に伴い指定席予約は半分に激減しています。
伸びている業界
伸び悩む業界の一方で、新型コロナウイルス感染拡大の影響から需要が伸びている業界があります。
医薬品業界
感染対策の意識が高まり、アルコール、除菌グッズ系の売り上げが増加しています。
コロナ予防に漢方が効果的という情報から葛根湯、麻黄湯などの漢方薬の売り上げも高くなっています。
衛生用品
マスク、除菌シート、ニトリル手袋、防護服などのニーズ増加しています。
アイリスオーヤマ 、三次元、ヨコイサダ、スケーター、ユニチャーム、ピュアスマイル、白元、興研など(スケーターはベビー、キッズマスクが主流)
防護服のアゼアスの株価は昨年末に比べて3倍の上昇、マスクは前年比10倍以上の売り上げを記録しています。
物流
外出自粛に伴ってネット通販がさかんになり、宅配便業界は活発に動いています。
佐川急便を擁するSGホールディングスは、超大型の新物流センターを完成させキャパシティ拡大を実現したため効率、コスト削減につながりました。
電子部品などを輸送する航空貨物、航空輸送業界についてもニーズは高いといえるでしょう。
今後、必要不可欠になるIT業界
新型コロナウイルスの影響で、特に今後の需要の拡大が見込まれるのがIT業界です。
4月7日に緊急事態宣言が出されて以来、外出自粛に寄り多くの企業がテレワークを導入しています。 もともと、働き方改革や東京オリンピックでの交通混雑緩和に向けてテレワークの普及拡大「テレワーク・デイズ2020」を目指していた中、今後も感染症予防や災害など非常時の備えとしてテレワークの普及は継続して推進されると見込まれます。
また、WEB会議システム「Zoom」はテレワークだけでなく休校している学校での授業にも用いられています。 RSUPPORT 株式会社の「リモートビュー」、Googleのビデオ会議ツール「Hangout Meet」など社会貢献や救済措置として無料で使用できるようにされているがそのまま使用継続されるケースが多く、Slack、Dropboxなどの利用者も増加しています。
4月7日に緊急事態宣言が出されて以来、外出自粛に寄り多くの企業がテレワークを導入しています。 もともと、働き方改革や東京オリンピックでの交通混雑緩和に向けてテレワークの普及拡大「テレワーク・デイズ2020」を目指していた中、今後も感染症予防や災害など非常時の備えとしてテレワークの普及は継続して推進されると見込まれます。
また、WEB会議システム「Zoom」はテレワークだけでなく休校している学校での授業にも用いられています。 RSUPPORT 株式会社の「リモートビュー」、Googleのビデオ会議ツール「Hangout Meet」など社会貢献や救済措置として無料で使用できるようにされているがそのまま使用継続されるケースが多く、Slack、Dropboxなどの利用者も増加しています。
IT業界の需要はますます高くなる
テレワークの環境整備が進んでいるIT業界への転職希望者も多く、手に職をつける・多様な働き方が可能といった側面から未経験でITエンジニアを目指す人が増えています。
もともと政府が推進する働き方改革は、イメージだけが先行し現場が追いつかない状況でしたが、コロナショックからIT化が一気に進められると思われます。
医療システムの構築、感染経路の特定、オンライン教育、デジタルコンテンツ、キャッシュレスなどIT化が進む中、ITエンジニアのスキルとIT業界が活躍することが予測され、ITスキルは必要不可欠なスキルになります。
未経験でIT業界を目指す
もしIT業界への就職を視野に入れるなら、1人で悩まず転職エージェントを利用してみるといいでしょう。
IT業界はプログラム言語や資格の数も多く、自分に合う仕事やスキルを1人で探すと膨大な時間がかかります。 情報の多さに頭を抱える人も少なくありません。
転職エージェントでは、業界に精通したアドバイザーが丁寧にカウンセリングをしてくれます。 情報収集の一つとして有効的に活用してみてください。
まとめ
コロナ禍の影響でITを用いた働き方はますます需要を高めていきます。この機会に下記転職エージェントで相談し、働き方を見直してみてはいかがでしょうか。
